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Profile
バイオロジカルモーションという人間の動きのエッセンスである運動パターンを用いて、ヒトが人間の身体の動きから性別などの情報をどのように獲得し知覚しているかについて研究しています。
連絡先
E-mail:
chihiroa★odalab.org (★を@に変えてください)
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職歴
2017- 学術振興会 特別研究員(DC1)
2011-2012 神奈川リハビリテーション病院眼科視能訓練士
2011-2011 金沢大学眼科視能訓練士
2006-2009 NPO法人ITネットワークアシストたかおか
学歴
2017- 東京女子大学大学院人間科学研究科博士後期課程生涯人間科学専攻認知適応領域
2010-2011 大阪医療福祉専門学校 視能訓練士学科
2003-2006 立教大学文学研究科心理学専攻(研究テーマ:バイオロジカルモーションの実験心理学的研究)
1999-2003 立教大学文学部心理学科(研究テーマ:バイオロジカルモーションのスリット視)
発表論文
査読あり
- Asanoi, C., & Oda, K. (2022). Important feature identification for perceptual sex of point-light walkers using supervised machine learning. Journal of Vision, 22(12), 1-15.
- 麻野井千尋,長田佳久:バイオロジカルモーションの振り子運動の振幅が性別判断と「人らしさ」の印象に及ぼす効果. 立教大学心理学研究,48,7-14,2006.
- Asanoi C, Osada Y. The perception of a Point Light Walker across a slit – The Perception of “human likeness”-. The Japanese Journal of Psychonomic Science,24(1),133-134. 2005.
査読なし
- 麻野井千尋(2021). 歩行から観察される性とその特徴, 東京女子大学女性学研究所年報第32号(通巻42号), 12-13.
- 麻野井千尋(2021). 歩行様式から観察されるジェンダーに関する研究,東京女子大学女性学研究所年報31号(通巻41号), 10-11.
国際会議
口頭発表
- Asanoi C, Osada Y, & Oda K; Perception of Human Likeness from Biological Motion with Limited Visual Fields. 11th International Conference on Low Vision, Melbourne, April, 2014.
ポスター発表
- Asanoi C, Oda K. .A huge individual difference in perceiving sex and gender of point light walkers. Virtual -VSS, June, 2020.
- Asanoi C, Oda K. Quantitative Assessment of Gait Instability in the Absence of Visual Information. Vision Sciences Society, Naples, St. Pete Beach, Florida, May, 2016.
- Asanoi C, Oda K. Side view dynamic cue for gender recognition of Point-Light Walker
based on information from spectral component analysis. 38th Annual Meeting on European Conference on Visual Perception, Liverpool, August, 2015.
国内学会、シンポジウム等
話題提供
- 麻野井千尋: 機械学習によるPoint-Light Walkerから知覚された性別のモデル構築(Cognitive Science Meeting 2019/10 千葉).
- 麻野井千尋: バイオロジカルモーションの性別判断における動的情報の役割について(第69回知覚研究会 2015/9 東京).
口頭発表
-
麻野井千尋:Point Light Walkerの性別知覚とgender知覚.(第47回 Young Perceptionists’ Seminar 2021/8 愛知).
- 麻野井千尋, 小田浩一, 長田佳久 : Point-Light Walker における性別を特徴づける運動成分の解析.(第7回日本ロービジョン学会学術総会・第15回視覚障害リハビリテーション研究発表大会合同会議 2006/9 東京).
ポスター発表
- 麻野井千尋, 小田浩一: Point-Light Walkerの性別知覚とgender知覚.(日本視覚学会2020年冬季大会 2020/1 東京).
- 麻野井千尋, 小田浩一: Point-Light Walkerから知覚される性別を説明する重要な特徴量.(日本視覚学会2019年冬季大会 2019/1 東京).
- 麻野井千尋, 小田浩一: 側面像のPoint Light Walkerの周波数成分を用いた性別の判別分析. (第34回日本基礎心理学会 2016/10 東京).
- 麻野井千尋, 小田浩一: ロービジョンの歩行困難と視機能についての文献調査.(第25回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 2016/6 静岡).
- 麻野井千尋, 小田浩一: 側面像のPoint Light Walkerにおける性別判断の動的手がかり. (日本基礎心理学会第34回大会 2015/11 大阪).
- 麻野井千尋, 小田浩一: 視覚者遮断時の歩行不安定性の定量評価- 縦揺れ, 横揺れの観点から-.(第16回日本ロービジョン学会学術総会 2015/11 東京).
- 麻野井千尋, 小田浩一: 赤外線センサを用いた歩行の特徴を定量的に評価する試み. (第24回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 2015/6 福島)
- 麻野井千尋, 小田浩一: Point-Light Walkerの性別を特徴づける肩と腰の周波数分析. (日本基礎心理学会第33回大会 2014/12 東京)
- 麻野井千尋, 小田浩一: 視野狭窄における人らしい動きの知覚 ースリットを通して観察したBiological Motionからー. (第15回日本ロービジョン学会学術総会 2014/11 東京).
- 麻野井千尋, 小田浩一: 中途視覚障害者の早期支援の問題 ー7症例の支援探索経路からの分析-.(第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 2013/6 新潟)
- 麻野井千尋, 小田浩一: 富山県における中途視覚障害者の社会資源の活用状況. (第18回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 2009/9 高知).
- 麻野井千尋, 小田浩一: 高齢, ロービジョンの観察者が見たPoint-Lights Walker. (日本視覚学会2008年冬季大会 2008/1 東京).
- 麻野井千尋・長田佳久 : バイオロジカルモーションの振り子運動が性別判断と「人らしさ」の印象に及ぼす効果. (日本基礎心理学会第24回大会,2005/12, 東京).
- 麻野井千尋・長田佳久: バイオロジカルモーションのスリット視. (日本基礎心理学会第23回大会, 2004/11, 新潟).
その他
- 御園 政光, 岡根鉄郎, 野々垣美名子, 麻野井 千尋, 九曜 弘次郎:UDトークとスカイプを活用した盲ろう者オンラインミーティング参加の取り組み.(第28回視覚障害リハビリテーション研究発表大会, 2019/7, 青森).
- Yudai Gamano, Chihiro Asanoi, Katsumi Umeno, Ken-ichi Morishige, “Decoding contents of working memory from EEG data during Sternberg task,” The 18th International Symposium on Advanced Intelligent Systems, pp.605-612, 2017.
- Yudai Gamano, Chihiro Asanoi, Kanade Aoki, Ken-ichi Morishige, “Effects of unexpected facial muscle artifacts for EEG cortical current estimation,” 第40回日本神経科学大会(Neuroscience2017), 幕張メッセ(千葉市), 2017年7月.
- 蒲野雄大,麻野井千尋,梅野克身,森重健一,”ワーキングメモリ課題遂行中の脳波のデコーディング,” MBE研究会(富山県立大学),2017年5月.
受賞
- 第24回基礎心理学会優秀賞受賞 2004年
研究代表者として受けた研究費
- 秋枝蕭子学生研究奨励金 歩行様式から観察されるジェンダーに関する研究 2020年度-2020-2021年度
- 学術振興会特別研究員奨励費 ロービジョンの視覚障害者の動作認知機能のモデル化に関する研究 2017年度-2019年度
- 東京ライトハウス 研究助成 2015-2016年
- 富山県高度情報通信ネットワーク社会推進協議会(e-Toyama)研究助成 2007-2008年
- 立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR)大学院生研究助成 2005年